今、気になる競走馬
日本の在来種とは・・・
外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬の事
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●日本には17種以上の在来種がありましたが、時代の変化などにより絶滅を余儀●
●なくされ現在は8種の在来種が存在しています。飼養頭数はサラブレットなどに●
●比べると多くはありませんが、”日本在来馬保存会”らの方々の活躍もあり今な●
●お8種の在来種が残されているのです。 ●
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馬種 |
北海道和種 俗称:道産子 |
地域 |
北海道 |
体高 |
125-135cm |
飼養頭数 |
およそ1468頭 |
備考 |
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コメント |
日本の在来種で圧倒的に多い頭数がこの北海道和種。全国的にも”道産子(ドサンコ)”の愛称で親しまれている。 |
馬種 |
木曽馬(きそうま) |
地域 |
長野県木曽地域、岐阜県飛騨地方 |
体高 |
125-135cm |
飼養頭数 |
およそ157頭 |
備考 |
長野県天然記念物 |
コメント |
本州の在来種は木曽馬のみです。
平安時代〜江戸時代、武士の馬として使用された。
山間部で飼育されていた為、足腰が強く、頑強のようです。 |
馬種 |
御崎馬(みさきうま) |
地域 |
宮崎県都井岬 |
体高 |
100-120cm |
飼養頭数 |
およそ122頭 |
備考 |
国天然記念物 |
コメント |
御崎馬は、都井岬にて300年以上の間、人為的管理をほとんど加えない周年放牧によって飼養されてきました。そのため粗食に耐え、体質が強健で、斜面が多い環境に適した発達した後躯を持つなど、都井岬の自然環境に適応した資質をもつようです。 |
馬種 |
対州馬(たいしゅううま) |
地域 |
長崎県対馬 |
体高 |
125-135cm |
飼養頭数 |
およそ25頭 |
備考 |
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コメント |
かつては農耕や木材・農作物・日用品等の運搬に活躍し生活に欠かせない存在であったが、時代の変化により頭数が減少してきた。
現在も飼養者の高齢化などにより絶滅が危ぶまれている。 |
馬種 |
野間馬(のまうま) |
地域 |
愛媛県今治市 |
体高 |
110-120cm |
飼養頭数 |
およそ84頭 |
備考 |
今治市天然記念物 |
コメント |
縄文時代末期には既に祖先が存在したと推測されている四国の在来種。
性格は温和で賢い馬のようです。 |
馬種 |
トカラ馬(とからうま) |
地域 |
鹿児島県トカラ列島 |
体高 |
100-120cm |
飼養頭数 |
およそ96頭 |
備考 |
鹿児島県天然記念物 |
コメント |
小型で在来種の中でも最小。
毛色は鹿毛のものがほとんどで、暑さに強く、古くから農耕や運搬、サトウキビ搾りなどに利用されてきたようです。 |
馬種 |
宮古馬(みやこうま) |
地域 |
沖縄県宮古島 |
体高 |
110-120cm |
飼養頭数 |
およそ25頭 |
備考 |
沖縄県天然記念物 |
コメント |
沖縄地方では、古くから小型馬が飼育され、14世紀には中国への主要な輸出品となっていたようです。
宮古馬保存会の保存活動の甲斐あって徐々に頭数は増えているようです。 |
馬種 |
与那国馬(よなぐにうま) |
地域 |
沖縄県与那国島 |
体高 |
110-120cm |
飼養頭数 |
およそ90頭 |
備考 |
与那国町天然記念物 |
コメント |
離島に生息したため他品種との交配や品種改良が行われることがなく、その系統がよく保たれてきたようです。
現在では観光用に利用され活躍しています。 |
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